2011年12月11日日曜日

Last UNIQUEのこと。これからのこと。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、YKです。

次の日曜がやってきたら、僕らはLast UNIQUEっていうイベントをやるんだ。


去年からはじめたこのLast UNIQUEも、次で3回目になる。

最初、このイベントをやろうと誘ってくれたのは、他でもない渋谷LUSHの宮内くんだった。
まともなイベントをほとんど主催したことのない僕らに、いきなり2店舗の企画をやることができたのは、宮内くんのおかげです。
彼は今回COMA*のドラマーとして、プレイヤーとしてもイベントを支えてくれます。
宮内くん、あらためてありがとう。

2店舗、と言われて僕が最初に思ったのは、まず、ダンス/フロア感のあるバンドと、歌心の強いバンドがクロスするイベントにしたいということ。
そして、既存のイベントやブッキングの派閥を越えるような、あたらしい「シーン」を作りたいということ。

多くの人が感じているように、今のライヴハウスの現場には、「シーン」がないと僕も思っています。
それは、ただ単に親しい人たちや似通った音楽性を持った人たちの集まり、という意味ではなく 、意志や思想を持った「シーン」がないということです。
文学で言えば、「文壇」みたいなものだと思います。

そもそも、音楽の業界も決して経済的に豊かであるとはいえないこの時代、ミュージシャンが、誰かの手が差し伸べられるのを待つことに、何の意味があるのでしょうか。

インディペンデントな芸術活動においては、その目的や成果の捉え方は様々です。
でも僕たちは、ポップ・ミュージックをやっている以上、それをより多くの人たちに届けたいと思っています。
そして、多くのひとを巻き込んだときに起きる大きなうねりを、僕は見たいのです。

メーカーに売り込み続けるのではなく、自分たちでリリースをする。
イベンターに誘ってもらうのではなく、イベントは自分たちでうつ。
フェスに呼ばれるのではなく、フェスを自分たちでやる。

僕はLast UNIQUEを通じて繋がった仲間たちと、来年、もっと大きな場所をめざしたいと思います。
もっと自由で、もっと風通しのいい場所を。

大げさな話になりました。

でも、Last UNIQUEっていうのは、僕にとってそういうイベントなのです。
今回も、そんな僕らの疎い想いに応えてくれる、最高の面子が集まりました。
だって例えば、FURAGOとフレグマが一緒にプレイするイベントなんて、他に絶対ないよ。
その間に立って、みんなが楽しめる空気を作ることが、wearerの役目だと、そう思っております。

本当はイベントなんて、お客さんとミュージシャンと、関わってくれたひとがみんな楽しんでくれたら、それでいいのです。
でも僕はこの先、もっともっとみんなで楽しみたいし、もっともっとみんなでおおきな夢がみたいのです。
だからちょっと、頭でっかちなことを言ってみました。ごめんなさい。

12.18(日)、誰よりも僕が楽しみにしています。
この日、wearerは今年一番のプレイをします。
LUSHとhomeでお逢いしましょう。
心より、お待ちしています。

1 件のコメント:

  1. おにいさんポッブになってるよ。
    にちようびはいけないや。がんばってね。

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