2011年9月18日日曜日

答えは全部心の中にあるから、迷わないで。

いつもお世話になっております。
wearerのYKです。センチメンタル馬鹿野郎です。
先日、通勤電車で研ナオコの「夏をあきらめて」を爆音で音漏れさせてるサラリーマンと隣り合いました。
こうして日々は秋に染まっていくのでしょう。

最近なぜだか、行く先々で、エル・アールやMOON CHILDの話になります。
実は僕も好きだったんだよね。もっと売れてもよかったのに。今聴いてもかっこいいよ。

しかしながら「実は」と前置きしてしまうところが、この話の本質だという気もします。
たいがい同世代のミュージシャンとその話題になるのですが。




 

ともすれば、彼らのことを「一発屋」と呼ぶ人もいるのかもしれません。

J-POPと呼ばれるにはナイーヴ過ぎ、ロックと呼ばれるには芸能により過ぎてしまった。
90年代の終わりから00年代のはじめにかけて、そんなポップ・ソングがたくさんあったように思います。
そんな数多のポップ・ソングと、とびきりのミュージシャンたちに、敬意を表して。

仕事がまた少しずつ忙しくなっており。
その合間を縫ってデモのミックス作業があったり、新曲をつくったり。
今日は新しいアーティスト写真(ってなんだか滑稽な表現ですが、他に言いようもないので)の撮影があったり。

でも日々の暮らしに、体が、なにより心が追いつかずに、僕はぼんやりしてしまうな。
お酒を飲んでひどく酔っぱらってしまいたいのだけれど、 そればっかりではいられないよ。
道すがら歌を口ずさみたいから、遠回りして帰るんだ。
誰のためでもなく、ただ自分のためだけに歌いたいときだってあるんだぜ。

毎日は僕らを飲み込んでいくから、こころを整えておかなくちゃ。
どんなに忘れられっこないことでも、僕たちは忘れてしまうんだ。
ほら、うかうかしているうちに、いろんなことが嘘に変わっていくよ。
本当は君の名前を大声で叫びたいだけなのに、それだってもうわからないんだ。

ひとつでも多く、歌を残せたらいい。
ひとつでも多く。ひとつでも。

2011年9月11日日曜日

あたらしい朝がはじまる。やわらかい光の中で。

いつもお世話になっております。
wearerのYKです。センチメンタル馬鹿野郎です。
先日お昼休みに中華料理屋で餃子定食を頼んだら、出てきませんでした。ちょっと泣いた。
















あらためまして、僕のギターです。
ピックアップがひとつ死んでしまったので、メンバーがメンテナンスしてくれました。
ありがとう。

弾けないギターを弾くんだぜ、と、wearerを始めた頃に買ったこのギター。
ひとめぼれでした。
そして思えば、いろいろと無理をさせてしまいました。
傷だらけだったと思います。

バンドのライヴはもちろん、弾き語りの時もこのギターで臨んできました。
レコーディングや、デモを作る時にもこのギター。リビングで手に取るのもこのギター。
何もかもをこのギターにゆだねてきました。

ひと晩中冷たいコインロッカーの中で待たせたことも、幾度となくありました。
僕がサラリーマンであるがゆえに、させてきた無理もあったのではないでしょうか。

この度、はじめてギターを休ませてあげたような気がします。
この機会に、苦楽をともにしてきたこの相棒のことを、記しておきたかったのです。
これからも、どうぞ、よろしくね。

ミュージシャンにとっての楽器とは、聖闘士にとっての聖衣みたいなものです。多分。
無事修復も終わったということで、これから暗黒聖闘士と戦ってきます。
まだまだ、先は長いよ。


日頃、銭湯通いしか趣味がないことに頭を悩ませていた僕ですが。
よくよく考えてみたら、もうひとつありました。
サンドイッチマンの動画を見ることです。
だいたい休日はそれでおしまいです。

どれもこれもツボなのですが、特におすすめのこれを。


智乃花のくだりとか、最高に好きです。
言うなれば、僕も智乃花みたいなもんですからね。本当に。



そう、僕はものすごい暇人です。

2011年9月3日土曜日

ほんとのこと知りたいだけなのに、夏休みはもう終わり。

いつもお世話になっております。
wearerのYKです。センチメンタル馬鹿野郎です。
「もしオリンピックに『孤独』 という競技があったら、YKは日本代表になれるね」
と友人に言われました。どうすりゃええねん。

9月になりました。
今年も夏休みの宿題終わりませんでした。
っていうか夏休みありませんでした。
なんか夏に置いていかれた感じすらないなあ。もっと季節を感じていたい。

FURAGO×wearer、無事に終わりました。
ご来場いただいた皆様。
出演してくれたバンドのみんな。
DJしてくれた星原くん。
下石さんをはじめとして、下北沢BASEMENTBARの皆様。
本当にありがとうございました。
うたごころとダンス・マナーがクロスする、すてきな夜になりました。

MCでも言いましたけれど、僕らは右も左もわからず、wearerをはじめました。
丸腰でいきなりライヴハウスのシーンに飛び込んでいって。友達いなかったなー。
でもライヴを重ねるごとに、いろんなミュージシャンと出会い、お酒を飲み、つながり。
今では、こんなすてきなイベントができるようにまで、なりました。
ああ、そうそう、ミュージシャンだけじゃないね。
いつもフライヤーやVJをしてくれる、デザイナーのなおと出会ったのも、ライヴハウスだったな。

月並みですが、僕はこうした仲間たちが、音楽を通じて得た一番の財産だと思っています。
僕は天才ではないけれど、僕だけではたいしたことはできないけれど。
でも、これから、たくさんのすてきな仲間たちと、ひとりではなし得ない事を。
少しずつ、ひとつずつ、なしていけたら、と思っております。

そして何より、FURAGOのみんな、ありがとう。
僕は君たちに出会えて、ほんとうによかったと思っているぜ。
いたらないことばかりだけれど、これからもどうぞ、よろしくね。

この時代に生まれて、今、音楽をやるということ。続けていくということ。
たりない頭で考えてばかりです。
もっと上手にやるひとはごまんといます。
もっと才能もあるうえに、もっともっと努力しているひとも。
それでも僕らなりにできること、僕には、ほんのちょっとずつ、見えてきています。

みんなを連れて行くよ、なんて傲慢なことは言いたくありません。
だからこれから、みんなで旅を続けて、みんなでたくさんの奇跡を一緒に起こしましょう。
今後とも、FURAGO及びwearerを、何卒よろしくお願いいたします。

あ、そうそう。
FURAGOのsoosuくんのお友達が、すてきな写真をたくさん撮ってくれました。
貼らせていただきます。多謝!!





 


















今年の夏は、ほんとうに、夢のように、過ぎていきました。
僕は気がきかないし、出遅れるし、いつも、足りないことばかりです。
でも、もつれた足で、なんとか走り抜けた。
心が折れてしまっても、走ることだけは、やめませんでした。
そんな夏でした。

つめたいかぜが吹く前に、あたらしい曲を書きます。
もっと、もっと、強くなりたいんだ、僕は。
だいじなものを、まもるために。ね。かんばります。